第10回 花展  
  −油彩・版画−山形ゆかりの画家による  
  生田宏司、大内晴夫、木嶋正吾、木原正徳、サイトユフジ、
佐藤真生、武田敏雄、橋本昌夫、花澤洋太、松田魏、
山田修市、若月公平、渡邊榮一(五十音順 敬称略)
 
  平成19年4月12日(木)〜28日(土)  
  午前10時30分〜午後6時30分 火曜定休  
 
草木のいのちの芽吹きから匂いたつ開花へと春の訪れを告げる時の「花展」は今年で10年目を迎えます。その間には出品作家とその作品との心踊る出会い、そして別れ・・・今年は桜井浜江先生の旅立ち・・・もありました。
今回は山形ゆかりの作家によって「今」を表現した瑞々しさに満ちた新作と10周年記念の珠玉のような小品も加えての発表となります。ぜひこの機会にご高覧下さいます様ご案内申し上げます。                  恵埜画廊 岩田 和恵
 
 
展示作品 artwork
 
生田宏司 『さくら』 ed.75 メゾチント
他数点・・・画廊までお問い合わせ下さい。
生田作品について・・・
「マニエル・ノワール」・・・”黒の技法”。メゾチントという技法は、フランスでそう呼ばれています。
<こんな小さなものでも奥の深い世界が描けるものがあるのか・・・今まで見たことのない繊細さと黒のインクの美しさが最も効果的に表れる技法だと思いました。黒の哲学的深さと、精神性を持つほどの微妙な濃淡は他に比類なく、私がメゾチントにひかれる重要な理由の一つです。>(1994年於米個展図版より)
彼の作品は、日本より先にフランス他海外で評価されました。
現在でもヨーロッパ各国、アジアでは台湾や中国などで広く活躍されています。
花澤洋太『もり』 板・アクリル 他1点
レリーフ状パネルに油絵具で着彩されています。
渡邊榮一
『少年王国<感覚の論理はむしろ僕らの寓意的存在のなかにある>』 コラージュ・着彩 他1点
鶴岡アートフォーラムにて4月28日から開催の、『パレットの記憶―日本近代洋画家たち―』に作品が展示されます。
松田 魏 『二色の花』 キャンバスにアクリル・F0 他1点
サイト ユフジ 『朝顔』 
エッチング、アクアチントに着彩 ed.20 他2点
山田修市 『まどろむ時は・・・』 キャンバスにアクリル F6 他2点
先生の近作は、山形美術館にて5月16日〜6月24日開催の『生まれるイメージ2007』出品予定です。
若月 公平 『漂着』 銅版画 ed100  他2点
 
 
展示作品 artwork
 
 
木原正徳 
1958年
1981年
1986年

1996年
2000年
2003年
長野県出身
武蔵野美術大学卒
二紀展(93,98年同人賞、2001年安田火災美術財団奨励賞、04年会員賞、05年田村賞)
春季二紀展東京セントラル美術館賞
青木繁記念大賞展わだつみ賞
損保ジャパン美術財団選抜奨励賞
<個展>銀座スルガ台画廊、八十二文化財団、
      銀座東和ギャラリー、他多数。
 現在二紀会会員
  東北芸術工科大学美術科洋画コース教授
 『美術の窓』2007年4月号(生活の友社出版)
 連載ページ「技法講座」P85〜
 に先生の制作技法・過程他掲載されております。
 
夜の明ける時 6号
木原正徳 「種の行方」6号・着彩コラージュ 他2点
木原作品・・・
油彩と平行して手がけている着彩コラージュ作品。
アクリル・水彩、パステルや粉末顔料などを使用。
”意図的な偶然”がもたらす様々な表情、その偶然は画面になくてはならないものになって行き、続けて発生した現象により画面は更に深みを増していきます。 構図もさることながら、色面と色面との境目、ぶつかり、重なり合い・・・絵画の基本的要素、また醍醐味を存分に味わえる作品です。
大内晴夫 『雲のある風景E』 F3 キャンバスにミクストメディア 他数点・・・画廊までお問い合わせ下さい。
スペイン・バルセロナ在住の作家(山形市出身)。
描いては塗りつぶし時間をかけて積み重ねていく事で、より画面は熟成し、深みを増していきます。
・・・作家がサハラ砂漠でいつか見た記憶から・・・果てなく続く砂土地に雲と移ろう影・・・人間の原風景ともいえる”記憶”・・・。
コンポジションされ簡略化された形態からは、たえず見る側の思考を促されます。
作品は常に”終わらない”・・・変化しそだっていく彼の作品には躍動する生命感に満ちています。
武田敏雄 『椿』 油彩・F0 他2点
国立新美術館にて開催された、第60回記念示現会展で、最高賞である文部科学大臣賞を受賞されました。
先生による書き下ろしの作品も他2点展示中です。
佐藤真生(さとう・まさお) 『蓮図』 
麻布にアクリル・金・粘土他 他1点
1963年山形県酒田市出身。独立美術協会会友
”古くて新しいもの、東洋的で西洋的なもの・・・など、時間的、空間的に交叉する感覚を作品で表現したいと思っています。”
橋本晶夫 『十里塚春景』 キャンバスに油彩 SM
   他数点・・・画廊までお問い合わせ下さい。
木嶋 正吾 『零度 7-11』
『零度 7-12』 紙・ミクストメディア
 
 
 
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