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展示会情報 | ![]() |
大内晴夫 近作展 |
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■10月13日(木)~23日(日) | ||||||||||||||||||||||||
【定 休】 10月18日(火)
大内晴夫がスペイン・バルセロナに住んで30余年。近年は故郷山形との住還を繰り返しながら 制作している。カタロニア地方の風土に触発された大内の色彩は、最新作では鮮やかさを増している。色彩の断片のような組み合わせは、リズム感と平面上でゆれ動く空間の広がりをもたらし、色面上を走る奔放な線は、重層する色面の間に内包する時間性を際立たせる。色と形が織りなすその造形は、例えば観る者に花をイメージさせるだろう。 震災以後、「非-日常」を創造する芸術の在り方も問われているが、時代を反映しつつ普遍的なものを希求する芸術の存在こそ、社会の光となるだろう。画家大内晴夫が見えるようにした世界を観るのが楽しみだ。 山形美術館学芸課長 岡部信幸
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